我が家にはいつもあったりんご

私が幼い頃、我が家にはいつもりんごがありました。リンゴ農家というわけではないので家の誰かが買ってきていたのか、もらってきていたのかはわかりません。

体が弱く、よく熱を出して寝込んでいた私が「すりおろしりんご」を食べたがったからです。
風邪をひくとすぐ扁桃腺がはれて、ものを飲み込むのが辛く、食欲がなくてもすりおろしりんごは食べることができました。
母は、すりおろしりんごをきれいなガラスの器に入れて、枕元に持ってきてくれます。
かわいいキャラクターがついたスプーンが添えられていました。
そろそろと体を起こして器を手に取れば、りんごのいい香り。
ひとさじすくって口に入れると、さわやかで優しい甘酸っぱさが広がりました。
食べ終わると、もやもやしていた胃が落ち着いて、穏やかに眠ることができました。
懐かしい味です。
大人になった今でも、一人のときにこっそりすりおろしりんごを作って食べることがあります。
家族が見たら
「そのまま食べればいいのに、何してるの。もったいない」
と言うからです。
私の家族はみんなそろってりんごが好きで、いくらたくさんあっても困ることはありません。
おやつに食後のデザートに、といくらでも食べてしまいます。
どの品種が好き、ということは特にありませんが、買うのは「ふじ」が多いです。
皮をむいているときからあたりに広がる香り、ほどよい甘味と酸味、歯ざわりが好きです。
「つがる」の、やや硬い、シャリッとした歯ごたえもいいですね。
無袋で育てた「サンふじ」「サンつがる」は、見つけると即買い、です。
ちょっと見た目は良くないのですが、太陽の光をいっぱい浴びて育ったため、
とても甘くておいしいのです。
今日も家にはりんごがあって、ほのかにいい香りをさせています。
もうそろそろなくなるので、また買ってこなければ。
私達家族にとって、りんごは欠かせないもの。
「今日買ってきたりんご、とってもいい香り。なんて種類? どこ産?
「私はもうちょっとシャリシャリしたほうが好きだけど」
などと会話しながら、楽しい時を過ごしています。
青森りんご 格安

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